インプラントとは
チタン製の小さなネジを顎に埋め込みことです。
歯を失った場所に、ネジのような形をした人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工歯を装着して歯を補う治療がインプラント治療です。
インプラント材料には、純チタンあるいはチタン合金が使用されています。
なぜチタンなのか
チタンは生体親和性にすぐれ、骨と直接、強固に結合する性質を持っています。また、アレルギーが起きにくく、生体内で長期的に安定しているため、歯科および整形外科でもインプラントとして使用されています。
インプラント価格
骨造成なし |
1本 385,000円(税込) |
骨造成あり |
1本 440,000円(税込) |
※2本以上の場合は要相談
※別途インプラント10年保証加入 ¥22,000(税込)が必須となります。
インプラント治療のメリット・デメリット
インプラントはどんな治療なのか
インプラントは、歯を失ってしまった部分の骨にチタンなどの金属製の土台を埋め込んで、その上に人工の歯を取り付ける治療法です。人工の歯を骨で支えるという構造のため、生まれ持った歯とほぼ変わりなく噛めるようになります。
インプラントのメリット・デメリット
メリット
- 隣の歯に負担をかけない(義歯:3倍負担↑、ブリッジ:5倍負担↑)
- 天然歯のように噛み心地が良い→95%回復(義歯:10%回復、ブリッジ:40%回復)
- 入れ歯、ブリッジのような異物感はない
- 天然の歯に近い審美性となる
- 残っているご自身の歯の生存率が上がる
デメリット
- 手術が必要
- 自費治療であること
- 治療期間が他の治療に比べると長い
- 骨が少ない場合、骨造成治療が必要になる
- 全身疾患により、手術が難しい場合がある
- 骨の高さおよび幅が充分にある場合に限定される(限られた方しか出来ない)
インプラント治療について
当院にオリジナルのインプラント説明資料をいくつか用意してありますので、インプラント治療について相談したい方や、どの治療法にするか悩んでる方は、お気軽にご相談くださいませ。
他の治療法との違い
ブリッジとはどんな治療なのか
ブリッジは、抜けてしまった部分の両隣りの歯を土台にして、ひとつながりになった人工の歯を入れる治療法です。その状態が橋を架ける様子に似ていることから、ブリッジと呼ばれています。
メリット
- 固定式なので入れ歯よりは違和感が少ない
- 保険治療なので治療費が安い
デメリット
- 毎食の食事中に食べ物が入り込み、食事中および食後のストレスになる
- 支えとなる隣の歯を削る必要がある
- 歯の神経を取る必要があることが多い
- 虫歯になりやすい(5倍!!)
- 支えとなる歯に負担がかかる
- 支えとなる歯の状態が良くない場合、ブリッジができない
- 欠損歯数が多いと、ブリッジができないことがある
- 支えとなる歯の状態が悪化し、抜歯する必要があれば、再度、ブリッジ・入れ歯・インプラントの検討が必要となる
- ブリッジだと4、5年で歯が抜けてしまうリスクがある
入れ歯のメリットとデメリット
入れ歯は、プラスチックや金属で作られた人工の歯を、お口の中に入れて使う治療法です。入れ歯を固定するには一般的に、クラスプと呼ばれる金属バネを使います。それ以外にもさまざまな固定方法がありますが、いずれも取り外しができるようになっています。
メリット
- 治療期間が短い
- 保険の適用となるので、費用が抑えられる
- ほとんどの症例で適応となる
デメリット
- 噛みにくい、噛みきれない
- 厚みがあるため異物感がある
- 熱が伝わりにくく味がわかりにくい
- 入れ歯は動くため、外れたり、歯ぐきに痛みが生じることがある
- 部分入れ歯の場合、支えとなる歯に負担がかかる(3倍も歯を失うリスクが高い)
- 金属のバネをかける必要があり、見た目がよくない
- 発音しにくい、味がしない
- 食事中に食べ物が入れ歯の下に入る→ストレス
歯を失ったままにしている……という方は要注意
歯の喪失は、噛み合わせ、歯並び、そして全身にも影響が……
歯を失ったまま放置していると、将来的にさまざまなトラブルに見舞われるリスクがあります。「あのとき治療を受けていれば良かった」とならないよう、歯を失ったらできるだけ早めに歯科医院に相談するようにしましょう。
- 歯の喪失と
バランスの崩壊
- 「歯や舌、顎関節、筋肉などが適切な機能を果たし、お口と体のバランスが保たれている状態」は、たった1本の歯を失うだけで簡単に崩壊してしまいます。ほとんどの方が大臼歯と呼ばれる奥歯から歯を失っていく傾向にありますが、歯がない状態を放置していると、その隙間を埋めるのように隣の歯が傾いてきたり、直接噛み合っていた歯が伸びてきたりします。
- 歯の喪失が招く、
さまざまな悪影響
-
- 歯の噛み合わせが悪くなることで、歯並びに影響が出る
- 歯を支えていた顎の骨に力がかからなくなるため、骨が痩せる
- 隣の歯が傾く、噛み合う歯が伸びてくる
→ 後から歯を入れたくても治療困難になってしまうこともあります。(歯を入れるために、隣の歯や噛み合う歯の神経を取る必要があります!)
- しっかりと噛めないため、消化器官に負担がかかる
- 正しい発音がしづらくなる
- 左右のバランスが乱れて顔の輪郭が変化する
- 顔や首にシワやたるみが増える
- 思考能力や集中力が低下する
インプラントの保証期間
インプラント治療に対して、いろいろな心配や不安を感じている方が多いと思います。実際の治療内容に関して、院長やスタッフから保険診療でも自費診療でも最適な治療法を選択、提案していますが、保証や治療後のケアなどについても非常に大切です。
当院ではそのような不安を軽減し、より安心してインプラント治療に臨んでもらうよう、保証制度を設けています。これにより患者様の負担が減り、治療経過を見守ることで、患者様の安心・健康につながると考えています。
※ ガイドデントを利用
インプラント治療について、よくある質問
骨の高さや幅の調べ方
レントゲン撮影で審査可能です。
→ パノラマ、CT
※ 当院では審査料は無料です。(都内では約20,000円かかります。)
骨の高さが十分にある方
基本的な術式
- 術中、術後の痛みは?
- 歯を抜く痛みと同じぐらいです。親知らずを抜くより痛みは少ないです。
- 腫れは?
- ほとんど腫れません。
- 出血は?
- ほとんどありません。
骨の高さが少し足らない方
基本的な術式+骨移植
- 術中、術後の痛みは?
- 親知らずを抜くのと同じくらいの痛みです。
- 腫れは?
- 親知らずを抜くのと同じくらいです。
- 出血は?
- 親知らずを抜くのと同じくらいです。
骨の高さが全く足らない方
その他の術式やブリッジ・入れ歯など患者様に合わせた最適な方法のご紹介をさせていただきます。
当院でのインプラント
ストローマン社製インプラントを使用してます。日本でのシェアーNo.1の安心できる製品です。
* メーカー調べでは10年生存率は95%、20年生存率は90%
当院ではこの高い成功率を達成するために、インプラントが出来る方を厳選しています
骨の高さ及び幅が十分にある方を中心にインプラント治療をお勧めしています。