痛くないから大丈夫？歯が抜けたままだとどうなるか・・・こわ～い話。｜新松戸・幸谷の歯医者 - 青山歯科クリニック｜土日診療

歯医者さんは好きですか？

歯が痛くならないと行きたくなかったり、症状がなければ大丈夫だと思って行かなかったり。

私も今は歯科医院に勤務していますが、もともとは歯医者さんが苦手・・・気持ちはとってもわかります 😂

ただ、歯が抜けてしまったところを、痛くないし大丈夫だと放置してしまうと、いろいろと大変なことに

なってしまうんです（泣）

 

歯が抜けて空間ができてしまうと、両隣の歯は、そこを埋めるようにずりずりと寄ったり傾いたりしてきます。

上の歯は、嚙合わせる歯が無いことで支えがなくなり、だんだん下に伸びてきます。

気づかないうちにいつのまにか歯並びもかみ合わせも悪くなり、

歯並びが悪くなることで、歯みがきはしづらくなり、他の歯が虫歯になるリスクも高くなります。

残っている他の歯への負担は必然的に大きくなるので、だんだんともろくなってしまうし、

嚙み合わせも悪いので、噛む力は衰え、気づけば顔の筋肉はたるみ、老け顔に・・・

嚙み合わせの悪さは、顎にも負担となるので、口は開けづらく、顎関節症のリスクも高まります。

こうやって書いていて怖くなってきましたが、他にも、よく噛まずに飲み込んでしまうので

内臓にも負担がかかるし、噛まないことで脳への刺激が減り、認知症の原因にもなると言われています。

 

失った歯を取り戻すことはできません。

でも、症状がないからといってそのままにしておくことで引き起こされる代償は大きい！

歯を失ってしまっても、そこに新しく歯をつくる手段はいくつかあります。

こちらはまた次回、ご説明します。

怖い話ばかりしてしまいましたが、とにかく、

「抜けた歯をそのままにしておくことは、リスクしかない！」ということが伝われば幸いです。