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金属製のスプーンやアルミホイルなどを噛んだときにピリッとした不快感を感じたことはありますか?
それは「ガルバニーショック」といわれるもの。
お口の中の異なる金属が触れ合ることで微弱に流れる電流です。
スプーンやアルミホイルなど、外に出せる異物ならともかく、上の歯と下の歯が異なる金属だったら・・・?
金属の価格高騰により、これまでと違う金属を利用する歯医者さんも増え、こういった症状に悩まされる方が
増えています。
では、ガルバニー電流は、身体にとってどのような影響があるのでしょうか?
①ピリッとした痛みや金属味などの不快感
上下に異なった金属のかぶせ物が入っている場合はとくに、ただ噛むだけでもピリッとした
痛みや違和感が続き、食事のときに金属のような味を感じたり、味覚に影響する場合があります。
②自律神経の乱れによる全身の様々な不調
脳は微弱な電流によって全身をコントロールしています。口腔内は、脳への情報を伝えるセンサーのような
役割も持っています。そのためガルバニー電流が発生すると、脳からの指令が混乱してしまい、自律神経が乱れます。
イライラ、睡眠不足、頭痛、関節痛、肩こり、疲れがとれにくい、眠りが浅い、といった全身症状が現れるのです。
③金属イオンが溶け出しアレルギーを引き起こす恐れ
唾液により溶け出した金属イオンが体内に吸収されると、金属アレルギーを引き起こす原因になります。
また、ガルバニー電流が流れることで、お口の中の金属は錆びやすく、劣化しやすくなります。
当院では、お口の中の金属を取り除きメタルフリーにすることで、そういった症状を改善する治療を行っています。
メタルフリーのかぶせ物は、その多くが自費になりますが、中には保険適用可能なものもございます。
患者様のお口の状況によってご案内できるものも異なりますので、ぜひ一度、担当歯科医師にご相談ください。